2018
10.24

キャンプ雨対策・雨具や撤収のタイミング・ 雨の時の装備など

キャンプ

楽しんでいたキャンプの途中で、急な雨が降って来た!

せっかくボルテージが上がってきたのに、撤収しないとダメ?

私もキャンプ時に突然の豪雨に見舞われたことがあり、最初は本当にテンパってしまい、ずぶ濡れになりながら片付けを行った経験があります。

撤収したところで晴れちゃうなんてことも(笑)

 

キャンプ地は山の中だったりするので、急な天候の変化は良くあることです。

また、雨が降っていなくても朝露で外に出していた道具がベッタリと濡れていることもあります。

しっかりと装備の準備をしておくことで、焦らずに対応できるので、是非参考にしてみてください。

1.キャンプの時、雨だったらどうする?

楽しみにしていたキャンプ、微妙な天気だったり、バッチリ雨が降っていたり、急な雨に見舞われたりなど、様々なパターンに出くわすことがあります。

我が家のキャンプは、雨女・雨男の見事なタッグにより、7割雨です(笑)

でも、大丈夫ですよ!「もう行きたくない」なんて思いません!

逆にスキルアップの良い機会でした♪

雨キャンプでも、しっかり楽しむこともできる方法などについて、ご紹介していきます。

 

1-1.急な雨用の装備の準備

 

山の天気の左右には勝てないので、どんなシチュエーションにも対応できるよう、晴れていても念のために雨用の装備の準備をツールボックス分けて用意しておくことが、ポイントです。

詳しい装備は後の「3.キャンプで雨のときに備えておく装備」にてご紹介します。

 

1-2.サイト選び

キャンプ地に着いたら、水はけの良いサイトを探しましょう。

雨が強くなると、砂などで道具が汚れたりするのも嫌なので、砂地よりも、砂利や芝の上などを選びましょう。

また、雨が上がれば地面が乾くのも早いでオススメです。

 

1-3.設営のコツ

もう雨が降っている場合などもそうですが、我が家はもう雨に慣れ過ぎてまず一番にタープを設営します。

設営は簡単でも、撤収が手こずる骨組みが付いている簡単タープなどよりも、ヘキサタープなど、撤収しやすいタープがオススメです。

タープを設営した後は、荷物の移動にも濡れずに運び出せるので、車のトランク部分をタープ下へ移動します。

タープのロープを車の部分と連結しておくと、風に飛ばされることもありません。

雨の浸水を防ぐため、グランドシートを敷いて(できればブルーシートと二重で)テントの設営を最後にします。

テントを張る時は、しっかりとピン!と張りましょう。

たわんでいると、雨がその部分に溜まってしまい、雨漏りしたりしてしまいます。

タープとテントをしっかりと連結させる「小川張り」がオススメです。

 

 

1-4.撤収時の動線を考えた配置

豪雨や強風などで急な撤収をしないといけない場合も考えて、必要最低限の荷物だけを降ろしましょう。

また、撤収時のイメトレしておいて、撤収をスムーズに行える動線を考えて配置しておきましょう。

荷物を運ぶ際の係の分担を決めておきましょうね♪

 

1-5.雨の時の楽しみ方

雨のキャンプ地は、人が少なくて静かなのはメリットです。

また、雨に濡れた山の空気は、香りも良くとても潤っていて気持ちが良いです。

個人的な意見としてですが「林間学校」を思い出すような、美味しい空気だなといつも感じます。

騒がしいことが無い!というのは、ゆったりとした時間を楽しむことができます。

カードゲームや盤ゲームを持って行ったり、家族との対話を楽しんだり、雨ならではの楽しみ方もできますよ。

 

1-6.灯りや寒さ対策

雨の中は視界も悪くなります。

普段よりもランタンなどの灯り対策は多めに用意しておきましょう。

できるだけ明るいルーメン量の防水タイプのヘッドライトなどを用意しておくと、暗い中でも撤収時に役立ちます。

また、雨の日は焚き火などもできないので、防寒具を多めに用意しておきましょう。

 

1-7.調理器具

雨で火を起こすことができないので、コンロやガスバーナーなどの調理器具を持ち込むことです。

ですが、注意が必要なのはテント内でコンロを使うことにより、酸欠状態(一酸化炭素中毒)の恐れがあることです。

テントのベンチレーター(換気口)を開け、入口部分を開けるなど、しっかりと換気しましょう。

それでも、テント内で2つ以上の火気器具を使うことは禁物です。

テントは燃え移りやすいので、火を使うときはこの2点に十分に気をつけて調理してくださいね。

 

2.雨具の選び方

 

2-1.レインコート

我が家のキャンプ用具の中には、人数以上のレインコートが入っています。

(雨女・雨男最強タッグです)

レインコートは大きく分けて2つのタイプがあります。

もちろん、100均などで売っているレインコートでも構いません。

慣れてきたら、しっかりとした撥水の動きやすいタイプを用意しておくと、より安心です。

それでは、2つのタイプに分けてご紹介しいていきますね。

 

・ポンチョタイプ

急な雨でもサッと手軽に着用できるポンチョタイプは、1つあると便利です。

お子さんなどにも着せやすいので、お子さん用にはポンチョを用意しておくと良いです。

デメリットとしては、豪雨や強風時などの場合の撤収時には動作の邪魔になることもあります。

 

・上下セパレート

ボトムスはズボンタイプなので、雨に濡れることも少なく、動きやすいので撤収時サクサク動けるので、オススメです。

ズボンの裾がチャックタイプのものなどもありますので、雨の中のキャンプ!を覚悟するなら1つ持って行っておきましょう。

 

2-2.長靴・サンダル

 

水はけが良い場所でも、雨が降れば足元は確実に濡れます。

また、塗れる覚悟でサンダルなどを用意しておくと、脱ぎ気も楽なのでテント内に出入りする際も便利です。

 

・ショートタイプ

脱着の楽なショートタイプは、雨の日だけてなく、キャンプ地でも大活躍します。

山の中など、朝露でサイト内が湿っていることもあるので、足が濡れるのを防いでくれます。

 

・ロングタイプ

雨の中で行動するならやっぱりロングタイプです。

脱着はショートタイプに比べれば大変ですが、テントなどの撤収時にはしっかり動けます。

 

3.キャンプで雨のときに備えておく装備

雨の際に備えておく道具ですが、ここでご紹介するものがあれば、たいがいの雨キャンプはしのげます。

雨でなくても必要な装備もあるので、キャンプ道具の一式に常に入れておくと、いざ!という時に役立ちます!

 

3-1.大きめのゴミ袋

70ℓのゴミ袋でも良いですが、できれば90ℓのゴミ袋が欲しいです。

テントやタープは雨水に濡れて畳むのに一苦労するので、とりあえずどんどん袋に詰める際に、大きいゴミ袋は便利です。

夜テントへ入る前にビニールを被せておけば、朝露などで道具が濡れるのを防ぐことができます。

 

3-2.ブルーシート

濡れたら困るものに雨よけで被せたり、タープに括りつけて横からの雨の侵入を防いだり、ゴミ袋に入りきらなかった濡れたテントをとりあえず包んで持ち帰るのにも、とにかく色々使えます。

 

3-3.ロープ・ビニール紐

キャンパーなら、ロープはいつも余分に持っておく!ロープはマストアイテムです。

道具などまとめてロープで縛って運べば、回数も少なくて済みます。

ブルーシートを設置する際にも、ロープやビニール紐が必要になるので、常に入れておきましょう。

 

3-4.傘

普通の傘でも良いのですが、大きめのジャンプ傘を1本入れておくと使えます。

雨キャンプ時のトイレや炊事場など、2人くらい入れるサイズであれば1本で同時移動ができます。

傘って意外と荷物としてかさばるので…。

 

3-5.撥水材

テントには防水・撥水加工などが施されていますが、メンテナンスの具合にもよりますが、その効果は低下していきます。

スプレータイプの撥水材などを持っておくと、応急的に撥水効果があります。

 

テントを使った後はしっかりと乾燥させ、汚れ等をきちんと落としておきましょう。

また、塗るタイプの撥水材などでメンテナンスすることで、テントも長持ちしますよ!

 

3-6.ドライパック

濡れた物をドンドンいれても水漏れの心配が無いドライパックもオススメです。

ゴミの持ち帰りが必須なキャンプ地の場合など、汁漏れなどの心配もなく、ジャブジャブ洗えるので便利ですよ!

 

4.雨のときのキャンセルなどについて

キャンプ予定日近くになって雨予報が確定した場合や、出発直前に豪雨で危険な場合など、晴れの日に比べると負担も大きくなり、やむを得ずキャンセルする場合もあります。

そんな時は、無理せずキャンプ地へ連絡しましょう。

 

4-1.キャンセル料

キャンセルした場合に気になるのがキャンセル料ですよね。

オートキャンプと言えども、そこそこのお値段のするサイトもありますので、キャンセル料もばかになりません。

 

・キャンセルポリシーの確認

キャンセル料の確認などは、キャンプ場のホームページや、予約時の電話などでしておきましょう。

中にはキャンセルに寛容で、キャンセル無料のキャンプ場もありますが、どちらにしても、また訪れることも考えてしっかり連絡をするようにしてください。

 

・台風などの場合のキャンセル

台風などの大荒れの天気の場合には、お客さんの安全を考えキャンセル料が無料のキャンプ場が多いです。

私も一度、台風が接近してるとのことで、キャンプ場からキャンセルの連絡を頂いたことがあります。

キャンプ場の方も、みんなに安全に楽しんでもらいたいという気持ちからだと思います。

 

4-2.連絡などのマナー

私はしたことがありませんが、結構マナーの悪い方がおられると聞くことがあります。

雨だから、台風だからと勝手に無断キャンセルはダメですよね。

みんなが楽しめるように、いつも整備してくれていたりする管理の方にも失礼ですし、マナーあるキャンパーの方が増えると、嬉しいです。

どのような場合にも、しっかり連絡することを忘れないでください。

 

5.撤収のタイミング

雨の中でのキャンプや、急な豪雨や強風でやむを得ず撤収を余儀なくされた場合のシチュエーションのためにも、しっかりとその時のことをイメトレしておいてください。

私も最初の豪雨と強風で、家族全員がビビってしまい、何もできず震えていました…。

いや、震えていてもダメなんです(笑)

テントが飛ばされてしまっては、もはやコントです。

撤収のタイミングについて、ご紹介したいと思います。

 

5-1.雨雲レーダーの確認

今はスマホで雨雲の動きを見ることができ、便利になりました。

雨や風が強くなり始めたら、常にチェックしておきましょう。

雨風が激しくなる予報が出たら、その前にできるだけの荷物を車へ移動しておくと良いです。

キャンプ場の管理の方は山の天気にも詳しいので、アドバイスをもらっておくのもオススメです。

 

5-2.撤収準備のイメトレ

何から運ぶのか、何を最後にするのか、しっかり予測しておきましょう。

急な雨の場合はタープ下に車のトランク部分を入れ、運べる荷物を先に詰め込みます。

一番最後に撤収するのは、タープです。

荷物を運び込んだら、テントを解体しタープ下で作業しましょう。

 

5-3.とにかく車に詰め込む

きれいに畳んだり、整理して詰め込むのはなかなか至難の業です。

整理は帰宅してからで良いです!

とにかく車に全て詰め込み、あとは車で考えましょう。

車中泊で落ち着きましょう。

 

5-4.濡れるのを覚悟する

濡れないということは、「現実的に無理」なので「どうせ濡れる」と考えて行動しましょう。

思い通りに撤収できずにイライラしてしまう気持ちを軽減してくれます。

心にゆとりを持って、焦らず騒がず、撤収しましょう。

 

6.まとめ

これからキャンプを予定している方、「雨予報でどうしよう」と思ってる方もおられると思います。

冒頭に書かせて頂きましたが、我が家の雨中キャンプは高確率ですが、慣れると悪くないものです。

結構なサバイバルスキルが上がるのですが、この経験値はありがたいなと思っています♪

自然をありのままに受け入れること、これぞキャンプの神髄のような気さえしてきます。

雨キャンプ中は無理せず、危険を感じたらすぐに諦めて撤収に取りかかってください。

そして、自宅に戻ったらしっかりとテントやキャンプ道具のメンテナンスを忘れないようにしてくださいね♪

 

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