2018
10.23

とりあえずキャンプ始めたいけど 何していいか分からない初心者のあなたへ

キャンプ

空前ともいえるキャンプブームが到来している今、「キャンプを始めたい!」と思ってはいても、アウトドアの経験も無いし、どうすればいい?と思っているあなた、私も最初はそうでした。

「家族で何かをしたい」と考えてはみたものの、テントなどの道具を集めるところから考えたら「無理だ」「面倒だな」と二の足を踏んでいました…が、一から道具を揃え始めて見ると、段々ポテンシャルも上がってきました(単純です)。

まず、行動する前にこのブログを読んでいただければ、「やってみようかな」と思ってもらえると思います!

キャンプの楽しみ方

キャンプの楽しみ方について、どう楽しむ?なんて考えず、とにかくその場で感じることやできることをやってみることです。

初めてのキャンプでは、何をするにも分からないことがたくさんあります。

でも、周りのキャンパーや施設の管理人の方など、本当に親切にしてもらえることがたくさんあります。

自然の中に居ると、気持ちも大らかになるのかなと、私個人的には思っています。

1.自然を身近に感じる

キャンプ場は、当然ながら山や川、海辺などの自然の中にあります。

キャンプの醍醐味はやっぱり自然との触れ合いです。

季節ごとの木々の色や、空の高さ、虫の鳴き声や空気感、これを身近に十二分に満喫することができます。

2.日頃の便利な環境から離れてみて分かること

電気や水道、ガスなどスイッチを入れれば全て便利に使える環境での生活から離れ、調理に必要な火は自ら起こしたり、テレビの音じゃなく自然の音を聞きながら過ごす時間は、とても有意義な時間になります。

日頃の便利な環境を有り難く感じることもそうですが、自然の中で全て自分たちの手で行う経験値は、万が一の災害時の知恵になることもあります。

3.家族や友人との距離が近くなる

家族や友人たちとのキャンプタイムは、顔を向き合わせて過ごす時間も長くなります。

知らなかった友人の得意な側面を垣間みたり、家族と普段話せないようなことも、焚き火を囲みながら時間を忘れて話すことができたりします。

我が家の思春期真っ只中の娘は、普段は夕食を食べたらすぐに部屋にこもってしまいますが、キャンプではこもる場所が無く、焚き火を一緒に囲まざるを得ず(笑)、そのお陰で普段よりたくさん会話をすることができるので、貴重な時間と感じています。

4.気持ちをリフレッシュする

私自身、家事や仕事と子育てに奮闘してますが、キャンプではみんなで分担して食事の用意をしたり、自然と助け合うことができます。

日頃の便利さから比べると、慣れるまでのキャンプは大変なこともありますが、ゆったりとした時間を過ごすことで、とても気持ちがリフレッシュします。

是非、木々のマイナスイオンを大きく吸い込みながら、ゆったりとした時間を過ごしてみてください。

2.泊まるところテントでなくてもバンガローとかでもOK

キャンプと聞いてまず思い浮かぶのは、テントだと思います。

そう、テントの設営ってハードルが高く感じ、私も最初は「絶対めんどくさい」と思っていました。

なので、初めてのキャンプは無理せず「バンガロー」でトライしてみました。

1.バンガロー・コテージ・ロッジ

キャンプ場に常設されているバンガローやコテージ・ロッジ、その違いについてまとめてみたいと思います。

<バンガロー>

初めてのキャンプには、テントの代わりに恒久施設である木造の小屋という位置づけの、バンガローやコテージを利用するのもオススメです。

キッチンやシャワー・トイレなどの施設は完備されていないことが多く、あっても簡易の流し台が付属している程度です。

ですが、すぐ近くに簡易のトイレや炊事場、管理棟にコインシャワーなどがあるので大丈夫!

バンガローは費用も比較的安いので、テント代わりに気軽にキャンプを楽しむことができます。

<コテージ>

いわゆる別荘タイプなのがコテージです。

一般的には、冷暖房器具やシャワー・トイレ、キッチンなどが付いているタイプです。

6人以上の大人数でキャンプをする場合などは、コテージであれば広々過ごすことができます。

最低限必要な寝具、調理器具(食器)やコンロなども揃っている施設もあるので、キャンプ用品を揃えなくても手軽にキャンプを楽しみたいなら、コテージがオススメです。

 

<ロッジ>

バンガローとコテージの中間的な位置にあるのがロッジです。

バンガローよりも施設が整っているけど、コテージよりも安い価格帯なので、少人数の場合にはロッジで十分過ごすことができます。

2.トレーラーハウス

アルミボディが一般的で、室内の施設はコテージのように冷暖房設備やアメリカ製の広々としたキッチンなどが付いていて、非日常をちょっと贅沢に過ごすことができます。

アメリカンスタイルなビジュアルで、SNS映えするようなキャンプタイムが楽しめそうなトレーラーハウスは、お値段もちょっぴり高めですが、プライスレスなひと時を感じながらのキャンプを楽しめます。

3.グランピング

欧米で話題のグランピング、グラマラス×キャンピングの造語です。

自然の中で、コース料理を堪能することができるので、手ぶらでOK!

至れり尽くせりの時間を、ゆったりと贅沢に過ごすことができます。

自分たちの手で作ったりする楽しみもキャンプの醍醐味ですが、「自然の中で過ごす」というところでは一緒なので、優雅に贅沢に自然を満喫しながらのキャンプを過ごしたなら、グランピングがオススメですよ♪

3.キャンプでの水遊び

キャンプ場は、海辺や川・湖が近くにあることが多いので、夏場などは水遊びも存分に楽しむことができます。

1.海辺のキャンプ

夏と言えば海!様々なマリンスポーツを楽しんだり、海辺でのBBQも最高ですよね!

潮の香りを感じながらのキャンプは、海好きの方にはたまらないと思います。

ですが注意が必要なのは、砂浜キャンプでのテントの設営です。

砂浜にテントを設営する際、ペグの無力さ上に固定するのが難しいのです。

また、海辺は突風に見舞われることがあるので、しっかりと設営する必要があります。

 

砂浜専用のサンドペグなどで固定したり、砂袋(土嚢)を用意するなどして、しっかりと固定することが必須です。

また、潮の流れや満潮・干潮時などのタイドグラフを把握しておくことも大切です。

暑さ対策も忘れず、水分を多めに用意しておいてくださいね。

2.川でキャンプ

川辺での水遊びは、マイナスイオンを感じながら気持ち良く遊ぶことができます。

我が家の子供たちは肌が弱かったので、海よりも川派でした。

近畿では奈良の天川村など、水のキレイな川で魚釣りをしたり、子どもから大人まで楽しむことができます。

ですが、忘れないで欲しいのは、キャンプ当日と前後の天候です。

キャンプを張っている場所では天気でも、山の頂上付近で豪雨があった場合には鉄砲水に見舞われることもあります。

天気が怪しいときは、雨雲レーダーや天気の動向をチェックすることを忘れないでください。

3.湖畔でキャンプ

湖畔でのキャンプもオススメです。

川と違って湖面は穏やかで、さざ波程度が打ち寄せる程度で静かなキャンプを楽しめます。

淡水なのでサラッとしていて、子供たちを遊ばせるのにも安心できました。

湖畔でテントを張る際に気をつけたいのは、水はけの悪い場所に設営してしまうことで、テント内が浸水してしまうことがあります。

あと実際に私が経験したのは、秋口に滋賀県の琵琶湖でキャンプでのことですが、夕方を過ぎたころに湖面からとてつもない数のウスバカゲロウ?らしき虫が一気湖面から飛び立ち、辺りが真っ白になり家族でおパニックになったことがありました…。

1時間程度テント内で過ごし外を見ると虫の死骸だらけでした。

後片付けが大変でしたが、自然の中に居ると様々なアクシデントに見舞われることも、経験ですね。

4.ハンモックでお昼寝

南米の先住民族の寝具として古い歴史のあるハンモック。

身体を優し包み込むそのスタイルは、キャンプ地でのリラックスの定番ともいえます。

ゆりかごで寝ているような、安心の寝心地でいつのまにか夢の中に誘われるような、そんな心地よさを感じることができるのは、ハンモックだけ。

ハンモックにも様々な形があるので、シーンによって使いやすいタイプ別にご紹介します。

1.コットンハンモック

ハンモックといえばこちら、コットンハンモック。

自然の中でナチュラル感をより感じることができ、草木に生えるカラーのものやオーガニックナチュラルなシンプルなものまで、たくさんの種類があります。

2.メッシュハンモック

軽量で持ち運びも便利なのがメッシュハンモック!

キャンプだけでなく、日常のレジャータイムにも周りに木さえあれば設置できる手軽さで、これぞハンモックの王道?といえるかもしれません。

自分のテントサイトの目印代わりにもなりますね!

周りに設置する木が見つからなくても大丈夫!なのが自立型のハンモックです。

軽量アルミフレームのものや、工具不要でセットアップが簡単なものもあるので、気軽に設営できそうですね!

4.メガハンモック

2人以上で楽しむことができるメガハンモック。

家族でゆったり空を見上げながらのお昼寝もOK!夜の星空鑑賞もありですね!

折りたたんでしまえばコンパクトになるので、我が家もいずれは欲しいアイテムの1つです。

5.ハンモックチェア

ロッキングチェアのような心地よい安らぎを感じることができるハンモックチェア。

テントサイトで目を引くアイテムです。

適度な背もたれ感でスッポリと包まれるので、安定感もあってリラックスできますよ!

省スペースの設置ができるので、ハンモックよりも手軽です。

6.蚊帳付ハンモック

自然の中はなんといっても虫さんたちが…(笑)

秋口になると寝ているところに落ち葉がヒラヒラ落ちて来ることもあります。

安眠を邪魔されたく無い!という方には、こちらがオススメです。

蚊帳が付いているので、誰にも何にも邪魔されず、ゆったりとリラックスできそうですね!

5.美味しいご飯を作ろう

キャンプに行ったらまずは、住居スペースの準備のテントの設営です。

それが終わったら、キッチンスペースを設置してお楽しみのBBQの準備!

コンロやグリルの準備をしたら、これまた難関の火起こしをしなければなりません。

でも、それさえ終わればあとは楽しいご飯づくりを楽しみましょう!

1.炊飯

やっぱり主食はごはん!炊飯はとても簡単です。

私の最初、キャンプでご飯を炊くのは初めてでしたが、この量でバッチリでした!

強火で沸騰させたらあとは中火で吹きこぼれない程度で10〜15分。

お焦げが欲しい方は最後1〜2分強火にしてください。

あとは火を消して15分待てば完成です。

蓋は最後まで絶対に開けないでくださいね!

飯ごうでなくても、蒸気の漏れない蓋(穴が空いてる場合には布巾などで蓋をする)があれば、テフロン鍋でも土鍋でもOKです。

2.ハンバーガー

スーパーなどで売っているバンズとトマト、レタスにチーズ、あればベーコンも!

ハンバーグはミンチから仕込んでいっても業務用の冷凍ハンバーグでも、炭火で焼けば美味しいのでオススメです。

あとは焼いて挟むだけ!

もう、たまらない程美味しいです♪

失敗も少ないので、キャンプ地のお昼には絶対オススメです。

3.オーブン料理

キャンプで失敗が少ないのがオーブン料理です。

放置しておくだけでできる手軽さは、キャンプ地では色々楽しみたいのでオススメです。

ダッチオーブンはピンキリですが、最初は手を出しやすい安価なものでも十分に調理できます。

 

<アクアパッツァ>

鯛などの白身の魚を丸ごと美味しく食べられるのが、アクアパッツァ!

下処理をした魚1匹と、アサリなどの貝、ニンニク、オリーブオイル、白ワイン。

(あれば香り付けのローリエなど、無くてもOK!)

鍋にニンニクとオリーブオイルを入れて香りを出したら、あとは全ての材料を鍋に入れて15分ほど放置します。

出来上がったらレモンをひと絞りすれば、サッパリと美味しく頂くことができます

 

<ポトフ>

鶏もも肉、ウインナー、じゃがいも・人参・キャベツの他に季節のお野菜をお好みで、コンソメとトマト缶とお水を適量入れたらあとは同じく放置!

1時間足らずでお肉も柔らかく、お野菜もホクホクの出来上がりです。

4.ホイル料理

放置レシピの王道だと思うのが、ホイル料理です。

もう私は毎回これはやります!

レシピなどには、新玉ねぎや新ジャガがオススメされていますが、普通のじゃがいもと普通の玉ねぎでも十分です!

ジャガイモは皮を良く洗って、十字に切り目を入れたらあとはホイルに巻くだけ。

玉ねぎは皮をむいてホイルに巻くだけ。

これだけです。

あとは、適当に10〜15分程放置しておけば、勝手に出来上がります。

じゃがいもはお好みで仕上げにバター、玉ねぎはお醤油や塩こしょうで美味しく食べられますよ♪

5.番外編「マシュマロ」

番外編として、我が家で絶対欠かせないのが「マシュマロ」です。

割り箸でもOKですが、バーベキュー用の串の方が安全です。

バーベキューコンロでも、簡易のコンロでも火があれば炙るだけで、ホワホワのマシュマロになります。

チョコレートシロップを掛けたり、ビスケットで挟んだり、あっという間に無くなる毎回人気のスイーツです。

アメリカサイズのマシュマロだと、食べ応えがあるので是非!お試し下さい♪

 

6.まとめ

いかがでしたでしょか?

最初は全て道具を揃えなくてもOKだと私は思います。

宿泊施設をうまく利用しながら、少しずつ本当に必要な道具を揃えていくのもアリです。

まずは、キャンプを経験してからの方が、道具に掛けるコストも抑えることができます。

アウトドアで自然を楽しみたい!という気持ちだけ持って、気軽に出かけてみませんか?

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