2018
08.17

初心者の方々のための「キャンプ場の選び方」設備にも注目したい

キャンプ

アウトドアの注目が高く、都会の喧噪を逃れて、ファミリー、恋人同士で、友だちとキャンプをしようという気持ちもとても高まっています。キャンプ初心者のという方々も多いでしょう。

 

キャンプとは自然と向きあうことであり、都会人がはじめてのキャンプ生活をすれば、思わぬことに戸惑いを覚えることがあります。何も知らないではリスクも相当高いので、キャンプの「イ・ロ・ハ」をまずここでお話ししましょう。

 

【近くに川があったほうが良いか?】

 

子供さんも小さい頃から、キャンプに慣れ親しむことには大きなメリットがあります。キャンプによって、子供さんの協調性を養うことができ、コミュニケーション能力を育成することができます。

 

キャンプには、トラブルがあり、一つ一つ子供さんたちは、トラブルを解消するためにどうすればいいかということを考えるでしょう。子供さんの脳を鍛えるためにもかなり有効的方法です。

 

お父さんやお母さんは、そんな努力・工夫をする子供さんにエールを送り、家族の繋がりを確固たるものにして行きます。そこに感動があれば、家族みんなで感動を共有することができます。

 

どうせ行くのなら、近くに川があったほうがより感動も共有しあうことができるのではないでしょうか。海派、川派に分かれるという言い方も時々聞きますが、海よりも川のほうが、どこにもあって身近です。川のない県はないとも言うことができ、近くに川のあるキャンプ場は一杯あります。

 

ミネラルウォーターのコマーシャルに出てくるような清流だけが川ということではありません。川の存在は、源流・上流・中流・下流に分けることができ、 それぞれに魅力があって、向きあい方が違うと言えます。

 

流域よって景色が違い、みなさん好みのキャンプ場をしっかり調査してみるといいでしょう。大きな岩がゴロゴロしている川もあり、だだっ広い緩やかな瀬が続いている川あります。下流の水は濁っている川だとしても、 上流に行けば、驚くほど透明という場合もあります。

 

近くに川があれば、そこで川遊びをすることができますよね。飛び込みも川遊びの醍醐味と言っていいでしょう。飛び込みは、側には岩などの障害物がなく、ある程度の水深が確保できればすることができます。 安全のためにもライフジャケット、ヘルメット着用は必ずするようにしてください。

 

冷たい水の中に飛び込む感覚って、決して普段味わうことができないものです。プールへ行っても、この最大なる自然感はなかなか体験することができません。 川でシュノーケルやゴーグルで遊ぶのもいいでしょう。

 

それだけでなく、川では、カヤックやカヌー、SUPなどでゆったり川下りしたりという活発なチャレンジをすることができます。 上流ではキャニオニング、シャワークライミング、イワナ釣りと言ったいろいろ遊びをすることができます。

 

自然に慣れ親しむという意味では、川には、プールとは違い、いろいろな生物を目撃することができます。その生き物を観察しているだけでも時間は流れて行ってしまうことでしょう。

 

魚取りのタモ網とバケツなどのシンプルな道具があれば、 魚や貝、水生昆虫などを捕ることができます。子供さんたちは、コンピューターゲームなどにお金をかけないでももっと有意義な遊びが出来ることを知り、更に自分たちで新しい遊びを生み出したりもするのではないでしょうか。

 

近く川のあるキャンプ場なら、 立派な夏休みの自由研究もすることができます。 川遊びの醍醐味は、夏のシーンだけでなく、 春の桜のシーズンも、 秋の紅葉シーズンも様々な顔を見せてくれることでしょう。一年中いろいろな顔を私達に見せてくれるのが、川の良さです。

 

 【トイレなどのチェック項目】

 

女性の人たちにも、キャンプを大いに楽しんでいただきたいですね。そのために大事なのは、安心出来るキャンプ場はどこかチェックすることではないでしょうか。自然とふれあうことができるのがキャンプ場の魅力ですが、それでも安心出来るキャンプ場という意味では、出来る限り設備は充実していたほうがいいでしょう。

 

お風呂・シャワーの施設があったり、レンタル備品が充実していたり、電気が使用出来たり、スタッフが側に、24時間待機してくれているほうが安心することができますよね。

 

使用料が無料のキャンプ場を利用するよりは、はじめてなら、設備がしっかり整っている有料のキャンプ場の選択がおすすめです。

 

オートサイトでは、テントなどを設営するサイト内に車を横付けすることができます。オートサイトでなら、 近くに車を停め、キャンプ道具を運ぶのがスムーズに出来るメリットがあります。慣れないテント泊をしているときに、寒くて寝れないということもあるかもしれませんが、そのようなとき、車の中にすぐに逃げ込むことができます。

 

キャンプ場は、車の侵入が自由ということではなく、不可のところも多くあるので、しっかりチェック項目に入れて考えてください。緊急事態でテント泊が出来ないという場合、空きがあれば、 コテージ泊に変えてくれるキャンプ場もあります。いざという時に備えて、宿泊施設の有無もチェックしておくといいでしょう。

 

女性の人たちがキャンプするという機会も得て来ています。 特にトイレってキャンプ場の大事なチェックポイントです。トイレが綺麗なだけでキャンプ場の評価もかなり高くなります。

 

ウォシュレット付きトイレや、便座が温かいトイレがあれば、まさに女性たちは、そのキャンプ場がいいと思うでしょう。

 

現実的問題として、トイレや洗面所などの設備に対しての問い合わせが非常に増えて来ているので、それに伴って設備面の充実度や衛生的に管理出来ていることを写真掲載などでアピールしホームページで公開しているケースも増えて来ています。

 

キャンプが嫌いという方々の中には虫嫌いの人たちが結構多いです。いつでも虫の巣窟となってしまうのが、あまり管理の行き届かない臭いトイレです。実際にそのようなキャンプ場に当たってしまえば、盛り上がりの気分も萎んでしまうのではないでしょうか。

 

【シャワーはあるか?】

 

トイレと同時に、チェックしたい項目は、シャワーの設備です。当然キャンプ場にはシャワー設備が整っていると思えば、期待を裏切られることは多々あります。キャンプ場には、小スペースの簡易コイン式シャワーだけというところもあります。

 

子供さんも一杯キャンプ場で遊んだら、やっぱりお風呂などで汗は流したいと思いますよね。 親子で入ることのできるゆったりとしたお風呂があるキャンプ場もあり、シャワールームだけだとしても大きめのスペースを確保してくれているところもあります。

 

キャンプ場にはお風呂もシャワーもないところもあります。キャンプ場とは自然との対話をする場です。そのような意味では、シャワーがないでもうろたえてはならないのですが。 ない場合は、お鍋でお湯を沸かして、タオルで拭くとか、ドライシャンプーを使用するなどいろいろ工夫をするというのもキャンプの醍醐味と言っていいでしょう。ただしあると思って、行けばなかったというのは大きな失望要因です。そうはならないようにしっかりチェック項目に入れるようにしてください。

 

【売店の有無に付いて】

 

はじめてのキャンプでは、道具や食材などなにかと忘れ物が多いでしょう。そのようなとき、売店やレンタル用品が充実しているとかなり安心することができます。 キャンプ場には、「手ぶらキャンププラン」を提供し、全部道具を貸し出ししてもらうことができる場合もあります。

 

はじめてキャンプをするけど、今後キャンプを続けるかわからない人たちには、 こんな感じで道具一式揃えられることがとても便利です。 キャンプを何度もしたことがある人たちでも、小さな忘れ物は何度も繰り返すものです。 調味料やちょっとした食材なら売店があれば、そこで調達することができます。

 

キャンプ場の売店で何が売られているのかといえば、まず、 野外でのバーベキューやカレーに必要な豚肉、牛肉、各種野菜、キノコなどです。そのような食材が販売されているととても便利ですよね。 すぐに食べることができるカップ麺、インスタント麺、インスタント食品、缶詰と言ったもの、 ビール、地酒、焼酎、地ワイン、さらにジュース、コーヒー、 乾物おつまみ、 お菓子、日用品なども販売され、更にそれぞれのキャンプ場にはおいて、 民芸品などが販売されていたりして個性化がはかられています。

 

アルミホイル、サランラップ、紙皿、紙ボウルなど日用品、 着火剤 、アルミトレー、薪、軍手、炭と言ったキャンプ用品など、そのキャンプ場でなにが売られているかあらかじめチェックしておくといいでしょう。

 

注意しなければならないのは、必ずしも全てのキャンプ場に売店があるわけではないことです。初心者の方々ほどこのあたりのことは前もってチェックしておく必要があります。売店がない場合でも、近くにコンビニやスーパーマーケットがあれば、そこを利用することができるので、そのあたりのこともチェックしておきましょう。

 

【火を使う場合の注意事項】

 

キャンプ場ではガス缶を使うことがあり、慣れない方々も多くいます。ガス缶を使い切らないで捨ててしまったことで、爆発事故も起きているので注意をしてください。ゴミ処理という意識もいい加減なものであっては駄目です。点火しなくなったガス缶でも、中にはわずかのガスは残っています。温度の高くなるような場所に置きっ放しにしたりせず、缶に穴を開けてガスを抜いてゴミとして出します。

 

ガス缶用の穴あけ器具を使えば簡単に穴を開けることができるので、キャンプにはそのようなアイテムも一つ用意しておくといいでしょう。

 

バーベキューコンロやガスランタンと言った慣れないものに子供さんが触って火傷をしてしまうこともあるでしょう。焚き火の火の粉が飛んでくることもあり、花火などでも火傷の機会は非常に多いと言っていいです。ですからお父さんお母さんは、子供さんから目を離さないようにしてください。

 

キャンプ場で揚げ物をするなら、油は少しずつ使ってなるべく残さないのがコツです。もしも残してしまったら、いい加減に地面や洗い場へ捨てたりしないで、オイルポットに入れて持ち帰ったり、凝固剤や新聞紙に吸わせるなどして正しい処理してください。

 

雨天時には、テントのなかで、火を扱おうという気持ちも高まってしまうかもしれませんが、 一酸化炭素中毒や火事のリスクが高いのでなるべくしないようにしてください。テントで火を使用する場合には換気の意識を強く持って、寝る前には必ず火を消すよう心掛けてください。

 

テントは化学繊維などの燃えやすい素材で作られているので、非常に火に弱い性質を持っています。テントと焚き火台は充分距離を離して使用するようにしてください。

 

タープの下での焚き火も火事のリスクがあるので、焚き火専用のタープなど使用するといいでしょう。

 

キャンプ場では、着火剤を継ぎ足したことでコンロの火が炎上してしまったという事故がよく起こっています。 明るい屋外でキャンプを行う場合もあり、日中炎はなかなか見えにくいので、着いていないと思って、継ぎ足しをすれば突然炎上してしまったということが起こります。 一度火をつけたら着火剤を継ぎ足さないという意識をもつといいでしょう。

キャンプでは、折りたたみ式テーブルを使用することがよくあります。折りたたみ式テーブルは、普通のテーブルよりも安定性が良くないことをあらかじめ理解しておくべきでしょう。脚と天板とをつなげる金具を完全に広げてロックさせていなかったりして、テーブルに手をついたとき脚が折れてしまうことがあります。そのとき、調理をしていたコンロが落ちてしまって火災になってしまったという事故も起きています。

 

キャンプでは、よくバーベキューがされていますよね。よく見る光景としては、 コンロを2台繋げ並べて、一枚の鉄板をその上に置きしている光景です。鉄板の熱でボンベが熱せられ、温度が上昇して爆発してしまう事故が頻繁に起きているので、このような使い方はしないようにしてください。

 

ガスボンベの使用、保管は火気から離れたところで行って、使うときも焚き火の横で使用するなどの、ガスボンベの温度が上昇してしまうような使い方はしないようにしてください。

 

【あらかじめキャンプ場はチェックする】

 

いかがでしょうか。初心者の人たちほど、キャンプ場をしっかりチェックして選択しなければならないということがわかったのではないでしょうか。キャンプ場にはいろいろなタイプがあり、みなさんがいま望んでいるイメージでないものもあります。

 

キャンプは自然とふれあうための手段ですが、あまりにも自然過ぎる環境ではなかなか私達はキャンプを楽しむことができないケースが多いです。ここはしっかり設備のことも気にしてください。

 

安全に調理して美味しいキャンプ料理を味わうためには、火に対しても普段以上注意をする必要があります。

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