08.17
バーベキューの準備や道具、片付けなどお勧めのやり方と初心者用持ち物リストを大公開!
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バーベキューの準備や道具、片付けなどお勧めのやり方と初心者用持ち物リストを大公開!
・社内行事のバーベキューで幹事に任命されてしまった!
・家族や友人たちとバーベキューの約束をしてしまったけど、何をどのように準備したらいいのか分からない!
このようなお悩みを抱えているバーベキュー初心者さんも多いのではないでしょうか。
バーベキューは、季節を問わず楽しむことができるアウトドアレジャーですが、事前にしっかりと準備を行っておかないと、思わぬトラブルやアクシデントが発生してしまいます。
そこで、今回はバーベキュー初心者さん必見!バーベキューの事前準備の仕方、当日必要な持ち物リスト、後片付けや後始末のお勧めのやり方を一挙ご紹介します。
バーベキュー成功のカギを握る事前の準備の仕方とは?
バーベキューを成功させるためには、事前の準備がとっても重要となります。
バーベキューの準備とは、
・場所選び
・参加者集め
・日程の調節
・食材や道具などを揃える
・後片付けの方法
など、バーベキューに関するほぼ全ての要素を、しっかりと事前に計画することを指します。
そのため、バーベキュー初心者さんが幹事に任命されてしまうと、何をどうしたら良いのかパニックに陥ってしまい、バーベキュー当日に「食材やドリンクが足りない」「道具を忘れた」「トイレが無い」などのトラブルや問題が発生してしまうことも。
効率良くバーベキューの準備をする手順
- 場所選び
バーベキューでは、つい参加者集めばかりに目が行ってしまいがちですが、参加者を集める前に、まずはバーベキューの会場となる「場所選び」を先に済ませるようにしましょう。
先に場所を決めておかないと、バーベキュー会場によっては人数制限が設けられていたり、公共機関を利用できない場合があります。また、トイレや調理場などの設備の有無によって、準備するものが変わってきますので、必ず場所選びから始めるようにしてください。
【場所選びで重要なポイント】
・バーベキューの利用可能な期間と営業時間、定休日
・アクセスの良さ
・駐車場の有無
・会場周辺に食材を販売しているお店があるかどうか
・炊事棟などの調理可能な水場があるか
・道具の持ち込みについて ※レンタル有、持ち込み不可、持ち込み可など
・使用、利用料金
・トイレの有無
- 参加者集め
バーベキュー会場を決めたら、次は参加者を集めます。
小規模でバーベキューを行う場合、電話やメールなどで出欠確認を行うこともできますが、大規模のバーベキューの場合は、全員が気持ち良く参加できるように、バーベキュー開始時刻を調節する必要があります。
そこで、1人でも多くの人に参加してもらえるように、バーベキューの日程を調整することができるサービスを利用するのがオススメです。
- 食材と道具の準備
バーベキューの会場や日程、参加人数が決まったら、バーベキュー当日までに食材と道具の準備をします。
ここ数年、バーベキュー初心者向けに、バーベキューに必要な食材や道具の準備、場所取り、セッティング、後片付けなどをすべてお任せできるサービスも増えています。
けれど、なかには、このようなサービスを利用せずに、自分たちの手でバーベキューを楽しみたいという人もたくさんいます。
自分たちの力でバーベキューの食材や道具を準備する場合、道具はバーベキュー当日の前週または3日前、食材は当日までに準備するのがポイントです。
- バーベキュー当日は早めに現地入りする
バーベキューの幹事に任命された場合、他の参加者よりも30分から1時間前には、会場入りして、コンロやテーブルの組み立て、火おこし、参加者からの連絡対応などを行います。
ただ、これらすべてを1人でこなすことは、非常に難しいので、事前にバーベキュー参加者の数人に声をかけて、当日手伝ってもらいましょう。
- 後片付けを忘れずに行う
バーベキュー終了後は、参加者全員でコンロやテーブルの後片付けをします。
近ごろ、バーベキューをする人たちのマナーが悪いなどの苦情が出ており、年々バーベキューの会場が減少しています。
バーベキューが終わったら、みんなでゴミ拾いや炭の後片付けをしっかりと行うようにしましょう。
会場によっては、ゴミや炭を捨てる場所が用意されていますが、基本的には自分たちで持ち込んだものは、自分たちの手で持ち帰るのがマナーとなっています。
バーベキュー初心者さん必見!お勧め道具リスト
バーベキューでは、事前の準備の仕方によって、当日のはかどり具合が大きく変わってきます。
スマートなバーベキューを目指すためにも、バーベキューの道具と食材の準備は、しっかりと行っておきましょう。
【バーベキューに必要な道具リスト】
• バーベキューコンロ、グリル
• 鉄板、網、プレート • 炭 • 新聞紙 • 軍手 • 着火剤、ライター • 火消し壷 • ウェットティッシュ • キッチンペーパー • トング • 包丁 • まな板 • サランラップ、アルミホイル • お皿、コップ、お箸などの食器類 • 肉、魚介、野菜などの食材 • ソフトドリンクやアルコールなどの飲み物 • クーラーボックス • 保冷剤 • テーブルとイス • 環境に優しい台所用洗剤、スポンジ • ゴミを入れるビニール袋 |
【あると便利な道具リスト】
• うちわ、扇子
• キッチンバサミ • トイレットペーパー、水に流せるポケットティッシュ • 各種調味料 • 食品を保存するための密閉袋 • タオル • レジャーシート • スマホ・タブレット充電バッテリー |
【女子力アップの持ち物リスト】
• 虫除けスプレー
• かゆみ止め • 日焼け止め • 薬、救急セット • 除菌ができるアイテム • 紙せっけん • 制汗剤スプレー • SNS映えするオシャレな調理アイテム |
【バーベキュー初心者さん向けお助けグッズリスト】
• 火おこし器
• 送風機 • 着火剤として使用できる固形燃料 • 着替え |
バーベキューの会場によっては、コンロや鉄板、網などの必要な道具をレンタルすることができますので、会場選びのときに、道具のレンタルが可能かどうか、どのような道具をレンタルすることができるのかを、事前に確認しておくことをオススメします。
バーベキューに合う肉や種類は?
バーベキューのメインといえば、やっぱりお肉ですよね!
けれど、バーベキュー初心者さんにとって、
・お肉の種類や部位は何を用意したら良いのか
・1人あたりお肉はどのくらい用意するべきか
・食中毒対策には、何をしたらいいのか
など、分からないことだらけで、お肉の準備がままならないなんてことも。
そこで、バーベキュー初心者さんにオススメのお肉の種類や部位、食中毒対策などについてご紹介します。
お肉の種類とオススメの部位は?
- 牛肉のお勧め部位
サーロイン | きめ細やかで、柔らかいお肉。
繊維方向が一定なので、バーベキュー初心者さんでも扱いやすい部位。 |
リブロース | サーロインと肩ロースのあいだにある部位。
牛肉のなかで、もっとも厚みのあるお肉であり、サーロインと同じく、繊維方向が一定なので、初心者さんにも扱いやすい。 |
肩ロース | 牛の方にあるロース部位であり、柔らかな肉質が特徴。
やや筋っぽいところがあるので、薄く切ってから焼くのがオススメ。 |
ヒレ(テンダーロイン) | サーロインの内側にあるお肉。他の部位と比べて、とても柔らかい。
脂身が少なくヘルシーで、赤身ならではの柔らかな食感を楽しむことができる。 |
- 豚肉のお勧め部位
バラ肉 | 濃厚な脂身が魅力的な部位。
煮込み料理にオススメ。骨付きのバラ肉は、スペアリブにするのがGood! |
ロース | 背中の筋肉部分にある部位で、きめ細やかでほどよく脂がのっている。
そのまま焼くと硬くなってしまうので、調理前には必ずスジ切りなどの下ごしらえを行うこと。事前に味付けをしておくと、お肉の味わいを堪能できます。 |
スペアリブ | バーベキューの定番部位。骨まわりのお肉が絶品!
脂身が燃えやすいので、強火でサッと表面を焼いたら、網の位置を動かして、 じっくり火を通すのがポイント。 |
- 鶏肉のお勧め部位
むね肉 | あっさりとした味わいと脂肪分の少ないヘルシーな部位。
煮込み料理や蒸し料理にするのがオススメ。 焼き過ぎると、パサつきやすくなるので、実はバーベキュー上級者向けのお肉。 |
手羽 | お値段がリーズナブルな手羽は、骨まわりの濃厚な味わいが魅力的な部位。
焦げやすく、火が通りにくいため、バーベキュー初心者さんは、ホイルを使ったり、網に置く位置に気を付けるのがポイント。 |
もも肉 | 赤身と脂身のバランスがほどよい部位。
しっかり焼いてもパサつきにくく、ふっくら仕上げることができますので、バーベキュー初心者さんにオススメ。さまざまな料理の食材としても使えます。 |
お肉は1人あたりどのくらい必要?
バーベキューでは、普段お家で食べているお肉の量よりも気持ち多めに持ってゆくのがポイントです。
【1人あたりのお肉の量 (目安)】
- 男性 :300g
・20代の男性で、普段からたくさん食べる方が参加される場合、1人あたり+100g。
・30代から40代の男性で、お肉よりもお酒をたくさん飲まれる方が参加される場合、1人あたり-100g。
- 女性 :200g
・脂身の少ないヘルシーなお肉を中心に用意すること。
・普段の食事量に合わせて、±50gを決めるのがポイント。
- 子ども:200g~300g
・中学生以上の子どもの場合、1人あたり200g~300g。
・小学生の子どもの場合、1人あたり200g前後
・幼児の場合、ウインナーなどの食べやすいお肉を用意する。
バーベキューでは、お肉の他にも、魚介や野菜、ウインナーなどの加工食品、果物など、さまざまな食材を持って行くと思いますので、いくらメインだからといってお肉をたくさん持って行くのは避けましょう。
食中毒対策について
バーベキューで1番気を付けなければならないのが、「食中毒」です。
お肉には、サルモネラ属菌やリステリア・モノサイトゲネス、カンピロバクターなどの病原体が潜んでいる可能性があるため、お肉を食べるときは十分に加熱を行う必要があります。
バーベキューで食中毒を起こさないためには、
- 調理するまで、お肉はクーラーボックスなどに入れて低温に保つこと
- お肉は中までしっかりと火を通すこと
- トングや箸を使いまわさないこと
この3つを必ず守るようにしてください。
特にお肉に潜んでいる病原体は、熱に弱い性質をもっていますので、75℃1分以上の加熱を心がけてください。
バーベキューのマナー!スムーズな後片付けの仕方とは?
バーベキューを楽しんだ後は、しっかりと後片付けをして、来たときよりもキレイにして帰るのが、マナーです。
けれど、バーベキュー後の炭の後始末や、油汚れがベタベタ&ギトギトの鉄板や網を片付けるのは、バーベキューのベテランさんであっても、非常に大変なことです。
特に、日が暮れてくると、まわりが見えにくくなり、手際が悪くなってしまうので、明るいうちに、バーベキューの参加者全員で力を合わせて、パパッと後片付けをするのがポイントです。
炭の後始末はどうやるの?
バーベキューで使った炭の後片付けは、正しい手順で処理しないと、火の不始末となってしまうため、責任をもって後片付けをするようにしてください。
炭の後始末でやってはいけないことは、
・そのまま放置して帰宅する
・穴を掘って埋める
・炭に直接水をかける
この3つです。
特に、放置して帰宅したり、穴を掘って埋める行為は、非常に危険ですので、絶対にしないでください。
炭の後始末の正しい手順は、
- 炭専用のトングを使って、炭同士が重ならないように広げて放置する。
- 炭の中まで火をしっかりと通して、完全に燃焼させる。
- 火が消えたら、ビニール袋へ入れて持ち帰る。
ただ、この方法では、かなり時間がかかりますので、短時間でパパッと炭の後始末を済ませたいときは、「火消し壷」を使うのがオススメです。
火消し壷とは、炭の火を消すためのアウトドア用品です。
使い方は、とっても簡単で、まだ火が点いている炭を壷の中へ入れ、1時間から2時間ほどフタをするだけです。
ただし、消火中は壷の外側が熱くなるので、ヤケドをしないように注意してください。
もっと短時間で終わらせたいときは、鉄製のバケツに水をたっぷり張ります。
そこへ、火がある程度弱まってきた炭を入れ、30分から1時間ほど放置してください。
炭が真っ赤に燃えている状態で水に入れてしまうと、爆ぜる危険性がありますので、必ず炭の火を弱めてから、水に浸けるようにしてください。
油汚れや焦げ付きの落とし方
鉄板や網の油汚れは、冷めてしまうと落ちにくくなってしまいますので、まだ熱いうちにブラシやタワシなどを使い、ゴシゴシとこすり洗いで落としてゆきます。
このとき、炭の灰をブラシやタワシに付けてこすると、スルンと汚れを落とすことができます。
実は、炭の灰はアルカリ性の性質をもっているため、酸性の汚れである油汚れを中和し、効率良く洗い落とすことができるのです。
網の焦げ付き汚れは、汚れ自体を炭化させるのがオススメです。
焦げ付いた網をアルミホイルで丁寧に包み込み、10分ほど空焚きします。
炭専用のトングを使い、アルミホイルで包まれた網を火からあげて、しっかりと冷めるまで放置してください。
冷めたら、アルミホイルを外して、網を軽くポンポンと叩けば、焦げ付き汚れが自然と落ちてゆきます。
後片付けは、明るいうちに済ませること!
バーベキューが盛り上がってくると、つい時間を忘れて楽しんでしまいますよね。
けれど、バーベキューの後片付けや後始末は、参加者全員で力を合わせても、非常に時間がかかります。
日が暮れてしまうと、手元が暗くなって見えなくなってしまうため、どうしても後片付けや後始末の手際が悪くなります。
日没時刻の数時間前には、バーベキューの後片付けや後始末が始められるよう、事前に参加者全員に後片付け開始時刻を伝えておくことがポイントです。
バーベキューは役割分担がとっても大切!
バーベキューとは、1人でやるものではなく、参加者全員で力を合わせて楽しむアウトドアレジャーですので、
・幹事の自分が、すべて準備しなくちゃ!
・自分は誘われた身だから、何も準備しなくても良い
というわけではありません。
バーベキューを成功させるためには、幹事となった人が、参加者全員にそれぞれ役割分担をすることがポイントです。
まず、バーベキューの案内を送った参加者からの出欠連絡が届いたら、参加者リストを作成します。
この参加者リストを基に、食材やドリンクの買い出し、送迎などに必要な車の手配、バーベキュー道具の調達と組み立て、火おこしと火の番、調理などの役割分担を決めてゆきます。
役割分担をお願いするとき、
・バーベキューを行うために必要な作業とバーベキュー当日に必要な作業を分ける
・参加者の性格や人柄に合わせて役割を決める
・1人ひとり個別に役割を説明し、理解を得る
・いつ、どこで、何を、どのようにしてほしいのか、きちんと細かく説明する
必ずこの4つを守ることが大切です。
人には、それぞれ向き不向きというものがありますので、忘れ物が多い人にバーベキューの道具や食材の調達を頼む、料理が苦手な人に調理担当を任せる、バーベキュー初心者さんに火おこしと火の番をお願いするなどは、絶対に避けましょう。
バーベキューの役割分担を決めるときの注意点
バーベキューの主な役割分担は、
・食料の買い出し
・バーベキュー道具の調達と組み立て
・調理
・送迎などに必要な車の手配
・後片付け、後始末
・子守り
・カメラ撮影
となります。
バーベキューの参加者や人数によって、必要な役割や人数が変わってきますが、1つの役割につき、3人前後にお願いするのが基本となります。
また、バーベキュー会場によっては、公共交通機関が利用できる、必要な道具を会場でレンタルすることができる場合もあります。その場合、車の手配やバーベキューに必要な道具の調達と組み立てなど、不要な役割も出てきますので、バーベキューの幹事に任命されたら、役割分担を決める前に、しっかりとバーベキュー会場のリサーチを行っておきましょう。
まとめ
いかがでしたか。
バーベキューは、季節を問わず楽しむことができるアウトドアレジャーです。
けれど、バーベキューでステキな思い出を作るためには、参加者全員の協力が必要不可欠となります。
『自分は、バーベキュー初心者だから』と言って、何もせずに遠くから眺めていてはいけません。
自分から積極的にバーベキューに参加して、知識や技術を身に付けてゆくことができれば、これまで以上に楽しい時間を過ごすことができるはずです。
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